吹き替えは、やっぱりちょっとね……
2005年1月29日 映画
昨日の猿の惑星の吹き替えティム様の余りの狂気無さっぷりに居候と三人で「これじゃあティムロスじゃない!」「将軍はもっと低くて超音波な怒鳴り声じゃないと駄目!」とか喚いて居たんですけど(痛いやつらだ…/本当にな)吹き替え声優さんに本物の役者さんの声演技を真似しろっていう方が無茶だよね(苦笑)
判ってるんだけど……やっぱ吹き替えは、なぁ…(遠い目)
ということで、猿の惑星(タイトル長いので省略!/フビーン!)のレビューでも書きたいと思いまぁす!その前に一言いいでしょうか大佐!!(敬礼しながら)
マークウォルバーグが素で猿なんですけどそれは禁句ですか!
バカそれは禁句だと言っている!
(何も無かった様に)…この映画はプレミアで観ましたのです。理由は一つ!ダブルティムが来日したから!(思い出しながら胸ときめかせつつ)
ティムバートン(監督)とティムロス(軍曹)ですよ!見るっきゃない、っていうか日本来ないと思ってたから素直に嬉しい!(ほら、だって、あのゲイリーの唯一の親友だじぇ……?/偏見)
で、この作品は「リメイク」じゃなくて「リ・イマジネーション」なんだよねぇ。何か、結構批評酷かったりとかラズベリー賞に二つノミネート(リメイク賞と確かヘレナ・ボナム・カーターが助演で選ばれたんだっけか…?)してたりするけど私は結構好きです。
ところどころに滲み出ているバートンのセンス(バートン大ファン)とか、科白の言い回しもそうだし、ラストのCUBEのラストよりある意味悲惨なオチもそうだけど……いやぁオイラはティムロスの狂気っぷりにメロメロさ(やっぱりな)
ティムロス演じる猿の将軍は、最初からレオ(マークウォルバークね)が危険だな〜と思っている(のかな?あのシーンは単純に人間が嫌い、っていう主張かなぁ?)し、お父さんの事とか、彼なりに筋の通っている「人間が繁栄してはいけない理由」とか(でも猿が言ってんだけど、言い得て妙で、私は将軍の意見も充分そうだなぁと思ったのだけど)それに何より脱走した人間の手助けをしたのがアリ(カーター)だって知った時のあの狂気っぷりったら無い!マーヴェラスグッジョーブ!と惜しみない賞賛の拍手を送りたいところです。
見せ場である猿vs人間の場面は何回観てもゾクッとするし、バートンのセンスに拠りだと思われる猿の兵隊の衣装とか、特殊メイクも「こりゃ本物のお猿さんが同士だと思っちゃうぞ」って言うぐらいの気合いの入りようで(笑)思い切り宇宙な話なのにCG意外と使っていないですしね。
東洋風の猿の衣装は「もし人間が宇宙旅行に行くとしたら、最初に行くのはアメリカ人か日本人だ」と言うバートンなりの考えから来てるらしい。……うーん、そうかも。
「人間は増えれば増えるほど、知識が上がれば上がる程、醜くなる生き物なんだよ」というレオの言葉がラストを物語っていて何とも悲しい。一番知性のある生き物は、二番手に成らなくてはならないという軍曹の考え方も好きだ。
猿が人間が創りだしたモノに素直に怯えるっていうのもいい。
あと、猿の訓練(笑)を相当積まされたらしい猿役の人達は本当に一挙手一投足が猿で驚く。「物を掴む時は見ないで掴み、会話をする時は首だけ向ける」という細かい部分も猿役の人達はよく演じたと思う。
ラストが「えぇ……(汗)」って人とか、そこまでしなくても……というリメイクを否定しがちな人は向いてない(あーあと人権侵害かなり入ってるので猿に負けてる人間見てて耐えられないって人も勿論)と思いますが。
あのラストと、随所に現れるバートンのセンス、特殊メイクの凄さと、ティムロスの暴れっぷりは必見。好きな映画にこれを上げると、大体の人に「えー……(引)」と言われるんですけどね(苦笑)
判ってるんだけど……やっぱ吹き替えは、なぁ…(遠い目)
ということで、猿の惑星(タイトル長いので省略!/フビーン!)のレビューでも書きたいと思いまぁす!その前に一言いいでしょうか大佐!!(敬礼しながら)
マークウォルバーグが素で猿なんですけどそれは禁句ですか!
バカそれは禁句だと言っている!
(何も無かった様に)…この映画はプレミアで観ましたのです。理由は一つ!ダブルティムが来日したから!(思い出しながら胸ときめかせつつ)
ティムバートン(監督)とティムロス(軍曹)ですよ!見るっきゃない、っていうか日本来ないと思ってたから素直に嬉しい!(ほら、だって、あのゲイリーの唯一の親友だじぇ……?/偏見)
で、この作品は「リメイク」じゃなくて「リ・イマジネーション」なんだよねぇ。何か、結構批評酷かったりとかラズベリー賞に二つノミネート(リメイク賞と確かヘレナ・ボナム・カーターが助演で選ばれたんだっけか…?)してたりするけど私は結構好きです。
ところどころに滲み出ているバートンのセンス(バートン大ファン)とか、科白の言い回しもそうだし、ラストのCUBEのラストよりある意味悲惨なオチもそうだけど……いやぁオイラはティムロスの狂気っぷりにメロメロさ(やっぱりな)
ティムロス演じる猿の将軍は、最初からレオ(マークウォルバークね)が危険だな〜と思っている(のかな?あのシーンは単純に人間が嫌い、っていう主張かなぁ?)し、お父さんの事とか、彼なりに筋の通っている「人間が繁栄してはいけない理由」とか(でも猿が言ってんだけど、言い得て妙で、私は将軍の意見も充分そうだなぁと思ったのだけど)それに何より脱走した人間の手助けをしたのがアリ(カーター)だって知った時のあの狂気っぷりったら無い!マーヴェラスグッジョーブ!と惜しみない賞賛の拍手を送りたいところです。
見せ場である猿vs人間の場面は何回観てもゾクッとするし、バートンのセンスに拠りだと思われる猿の兵隊の衣装とか、特殊メイクも「こりゃ本物のお猿さんが同士だと思っちゃうぞ」って言うぐらいの気合いの入りようで(笑)思い切り宇宙な話なのにCG意外と使っていないですしね。
東洋風の猿の衣装は「もし人間が宇宙旅行に行くとしたら、最初に行くのはアメリカ人か日本人だ」と言うバートンなりの考えから来てるらしい。……うーん、そうかも。
「人間は増えれば増えるほど、知識が上がれば上がる程、醜くなる生き物なんだよ」というレオの言葉がラストを物語っていて何とも悲しい。一番知性のある生き物は、二番手に成らなくてはならないという軍曹の考え方も好きだ。
猿が人間が創りだしたモノに素直に怯えるっていうのもいい。
あと、猿の訓練(笑)を相当積まされたらしい猿役の人達は本当に一挙手一投足が猿で驚く。「物を掴む時は見ないで掴み、会話をする時は首だけ向ける」という細かい部分も猿役の人達はよく演じたと思う。
ラストが「えぇ……(汗)」って人とか、そこまでしなくても……というリメイクを否定しがちな人は向いてない(あーあと人権侵害かなり入ってるので猿に負けてる人間見てて耐えられないって人も勿論)と思いますが。
あのラストと、随所に現れるバートンのセンス、特殊メイクの凄さと、ティムロスの暴れっぷりは必見。好きな映画にこれを上げると、大体の人に「えー……(引)」と言われるんですけどね(苦笑)
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