と、いうことでキーラ作品ど・れ・に・し・よ・う・か・な、と思ってみたんですが、やっぱりパイレーツにしました。王朝もベッカムに胸キュン(違)とかもラブアクチュアリーとか、スターウォーズの時も好きなんですけど、やっぱりキーラ嬢が演じた役の中でミス・スワン(笑)が一番好きなので。
ブラッカイマー作品全てに言えることかも知れないんですが、役者の個性云々とかは無く、ストーリーに忠実。ただ、キャスティングが上手だから映画として成功、みたいな感じの映画ですよ。
私が…非常に主観的に語ってしまいますが、ブラッカイマー作品がヒットする理由は、キャストの中に必ず「アタリ役」な人が居るからじゃないかなぁ…?と思います。パイレーツは、それぞれハマっていてジョニーは正にアタリ役でハマリ役だし。
この映画で又もブラッカイマ氏は名を上げた訳だけど、それはキャスティングの功績と、ディズニーならではの魔法が少々波錠気味な脚本にマッチしたからだろうなと思ってます。
生真面目で冗談の通じない恋愛ベタな鍛冶屋にオーランド、一匹狼のアウトローな海賊にジョニー、あたいに惚れると怪我するよ!とでも言わんばかりに(笑)最強なお姫様であり総督の娘にキーラ、凶暴性と悲壮さを持ち合わせる魅力的な敵役に御大ジェフリー叔父様。この、主要四人が上手に働いてそれぞれ魅力的だったからこそ輝いた作品だなぁ、と。
「えっ、今のは普通死ぬだろ…」とか「何でそうなるんだ?」とか、そこら辺のブラッカイマー的波錠がディズニーの魔法の言葉「だってディズニーだものv」で消えるからね〜。(笑/笑うところじゃないかも知れないけど)
音楽と映像は圧巻ですよ。流石ブラッカイマーという感じ。
色んなところで使われているカリブの海賊のテーマ(船長が初めてポートロイヤルに現れた時のあの曲)は普通に好みです。あと、小道具もちゃんと元ネタのカリブになってて凄いなぁと思いました。
・樽の中のカニ
・犬を誘惑する牢屋の中の海賊達
・船越しに撃ち合いをする海賊達
・鍵を咥えている犬
など、他にも再現だなぁという部分が沢山ありますよ。
ストーリーも、主要が何人も居ないから読み取り易いし笑わせるトコロは笑わせてくれるし、あー娯楽作品って感じがします。ジョニーが本気で面白いので癖になる人はなるかも(笑)
ジョニーとオーリィのファンなら、ディレクターズカット版DVDを購入するべし。ブラッカイマー映画(というか寧ろディズニー)には珍しいNG集なんかもあります。必見。
ブラッカイマー作品全てに言えることかも知れないんですが、役者の個性云々とかは無く、ストーリーに忠実。ただ、キャスティングが上手だから映画として成功、みたいな感じの映画ですよ。
私が…非常に主観的に語ってしまいますが、ブラッカイマー作品がヒットする理由は、キャストの中に必ず「アタリ役」な人が居るからじゃないかなぁ…?と思います。パイレーツは、それぞれハマっていてジョニーは正にアタリ役でハマリ役だし。
この映画で又もブラッカイマ氏は名を上げた訳だけど、それはキャスティングの功績と、ディズニーならではの魔法が少々波錠気味な脚本にマッチしたからだろうなと思ってます。
生真面目で冗談の通じない恋愛ベタな鍛冶屋にオーランド、一匹狼のアウトローな海賊にジョニー、あたいに惚れると怪我するよ!とでも言わんばかりに(笑)最強なお姫様であり総督の娘にキーラ、凶暴性と悲壮さを持ち合わせる魅力的な敵役に御大ジェフリー叔父様。この、主要四人が上手に働いてそれぞれ魅力的だったからこそ輝いた作品だなぁ、と。
「えっ、今のは普通死ぬだろ…」とか「何でそうなるんだ?」とか、そこら辺のブラッカイマー的波錠がディズニーの魔法の言葉「だってディズニーだものv」で消えるからね〜。(笑/笑うところじゃないかも知れないけど)
音楽と映像は圧巻ですよ。流石ブラッカイマーという感じ。
色んなところで使われているカリブの海賊のテーマ(船長が初めてポートロイヤルに現れた時のあの曲)は普通に好みです。あと、小道具もちゃんと元ネタのカリブになってて凄いなぁと思いました。
・樽の中のカニ
・犬を誘惑する牢屋の中の海賊達
・船越しに撃ち合いをする海賊達
・鍵を咥えている犬
など、他にも再現だなぁという部分が沢山ありますよ。
ストーリーも、主要が何人も居ないから読み取り易いし笑わせるトコロは笑わせてくれるし、あー娯楽作品って感じがします。ジョニーが本気で面白いので癖になる人はなるかも(笑)
ジョニーとオーリィのファンなら、ディレクターズカット版DVDを購入するべし。ブラッカイマー映画(というか寧ろディズニー)には珍しいNG集なんかもあります。必見。
何気に凶悪なオットボール(102匹目のワンコ)が活躍するディズニー映画。101の実写化の続編です。
グレン・クローズ氏は何だか最早楽しんでますねぇ、クルエラを……(笑)
当初、101が実写化すると聞いた時はガリガリのイカつい人(私の中の想像ではニコールキッドマンだった)でも連れてくんのかな、と思ってましたけど(笑)あのヘビースモーカーで893の恋人なクルエラも好きだけどね。
あ、何で102のレビューかって言うとヨアンが出てるから(笑)
まぁ、BENTもレビューしたことだし今度はヨアンに行っとこうかなぁって。(何だそれ)ってことは次はキーラ……!?パイレーツなんてレビューしたら余裕で三千文字越えるから、こっちも大好きな映画だけどラブアクチュアリーとかにしとこうかな(笑)
この映画、私は前作「101」より面白いと思うんですよねー。
前作も「魔法の言葉は“ディズニーだから”」って感じで好きだったけど(その大半はグレン氏の壊れっぷりに注がれた)。
102が二番煎じじゃないと思えるのは、101よりカップルが可愛いからかも(笑)ヨアンだから〜とかそういう邪道な理由じゃなくって(笑)本当に凄く可愛い。
因みに、この映画で出遭って本当に今も私生活でラブラブですからねこのカップル(笑)もうね〜うぶっぷりと動物好きバンザイな男とシッカリ者だけどやっぱりうぶな女がむっちゃ可愛いんですよ。二人共、肝心な時に決められなくてさ、それが凄いキュート。
101のカップルは何だか……犬がくっついたからくっついた、って感じだったけど(苦笑)こっちのカップルは本当に好き合ってるなぁという感じで。でもディズニーだから可愛いし好感度大。
あと、執事の永遠なるクルエラへの忠誠っぷりも健在で愛しいしとです。オットボールは、何気に怖い奴なのですが、それは観て下されば判ると思います(笑)
もうなんか……ケーキ工場でクルエラを上から見下した時のあの視線を私は忘れらんないよ。犬をあの角度で撮ってはいけないという見本だと思います。結構真剣です。超見下してやんの怖ぇー!
あと、自分が犬だと思い込んでるオウムも素敵ですよ(笑)
口悪いしな(ツボだった)でも子守唄は上手なんだよ。あー可愛い。
前作と違って色んな種類の動物が出てくるのも良いですよ〜。
まぁ、主には当然犬ですが(笑)ダルメスィアンですが(笑)
犬の演技力にもアッパレだけど、オウムの演技力にも驚いたなー。ハリウッドってやっぱ違うねぇ……。クルエラ様はグレードアップしてらっしゃいます(当然!)
今回はパリィに遠征ですからね!パリのお洒落な犬に情報貰ったりして、焦ってんのに何だか楽しそうですよ(笑)あのドタバタカップルが慌ててるのは、実は非常に見ていて可愛い楽しい(笑)ほんと可愛いですよ。
っていうかデートの時に短パンに妙な毛糸シャツに茶色コートってどういうセンスなのとか思いましたけどミートボールを二人であげるよ君が食べなよだめよいいよ〜とか言ってるのを観ただけで大満足です。可愛い!満点に可愛い!
オッド役の子犬の演技が上手だなぁ〜と思いました。流石数千匹の中から選ばれた子犬だわというか。目で演技の出来る犬って凄っえーと思います。前半のふてくされたオッドちゃんは可愛いですよ〜。
後半どんどん攻撃的になって行きますが(笑)
オッドちゃんは特異体質だから(ぶち遅すぎというのは特異体質なの?/笑)あんなに頭が良いのよね?とウォルト鼠ィーの方向に向かって聞きたくなるぐらい頭も良いですが。
基本的にドタバタコメディ、うぶカップルの恋愛を犬と共に、でもクルエラ待て!みたいな感じの話ですよ(笑)あーんグレン・クローズ様はエアフォースワンのおかげでストイックなイメージが付いていたのに(副大統領/でもグレン氏は本当にストイックですよ〜クルエラやってても)何か違う意味でストイックだわ(笑)
103がやるなら、執事がクルエラと結ばれる話を、是非!
グレン・クローズ氏は何だか最早楽しんでますねぇ、クルエラを……(笑)
当初、101が実写化すると聞いた時はガリガリのイカつい人(私の中の想像ではニコールキッドマンだった)でも連れてくんのかな、と思ってましたけど(笑)あのヘビースモーカーで893の恋人なクルエラも好きだけどね。
あ、何で102のレビューかって言うとヨアンが出てるから(笑)
まぁ、BENTもレビューしたことだし今度はヨアンに行っとこうかなぁって。(何だそれ)ってことは次はキーラ……!?パイレーツなんてレビューしたら余裕で三千文字越えるから、こっちも大好きな映画だけどラブアクチュアリーとかにしとこうかな(笑)
この映画、私は前作「101」より面白いと思うんですよねー。
前作も「魔法の言葉は“ディズニーだから”」って感じで好きだったけど(その大半はグレン氏の壊れっぷりに注がれた)。
102が二番煎じじゃないと思えるのは、101よりカップルが可愛いからかも(笑)ヨアンだから〜とかそういう邪道な理由じゃなくって(笑)本当に凄く可愛い。
因みに、この映画で出遭って本当に今も私生活でラブラブですからねこのカップル(笑)もうね〜うぶっぷりと動物好きバンザイな男とシッカリ者だけどやっぱりうぶな女がむっちゃ可愛いんですよ。二人共、肝心な時に決められなくてさ、それが凄いキュート。
101のカップルは何だか……犬がくっついたからくっついた、って感じだったけど(苦笑)こっちのカップルは本当に好き合ってるなぁという感じで。でもディズニーだから可愛いし好感度大。
あと、執事の永遠なるクルエラへの忠誠っぷりも健在で愛しいしとです。オットボールは、何気に怖い奴なのですが、それは観て下されば判ると思います(笑)
もうなんか……ケーキ工場でクルエラを上から見下した時のあの視線を私は忘れらんないよ。犬をあの角度で撮ってはいけないという見本だと思います。結構真剣です。超見下してやんの怖ぇー!
あと、自分が犬だと思い込んでるオウムも素敵ですよ(笑)
口悪いしな(ツボだった)でも子守唄は上手なんだよ。あー可愛い。
前作と違って色んな種類の動物が出てくるのも良いですよ〜。
まぁ、主には当然犬ですが(笑)ダルメスィアンですが(笑)
犬の演技力にもアッパレだけど、オウムの演技力にも驚いたなー。ハリウッドってやっぱ違うねぇ……。クルエラ様はグレードアップしてらっしゃいます(当然!)
今回はパリィに遠征ですからね!パリのお洒落な犬に情報貰ったりして、焦ってんのに何だか楽しそうですよ(笑)あのドタバタカップルが慌ててるのは、実は非常に見ていて可愛い楽しい(笑)ほんと可愛いですよ。
っていうかデートの時に短パンに妙な毛糸シャツに茶色コートってどういうセンスなのとか思いましたけどミートボールを二人であげるよ君が食べなよだめよいいよ〜とか言ってるのを観ただけで大満足です。可愛い!満点に可愛い!
オッド役の子犬の演技が上手だなぁ〜と思いました。流石数千匹の中から選ばれた子犬だわというか。目で演技の出来る犬って凄っえーと思います。前半のふてくされたオッドちゃんは可愛いですよ〜。
後半どんどん攻撃的になって行きますが(笑)
オッドちゃんは特異体質だから(ぶち遅すぎというのは特異体質なの?/笑)あんなに頭が良いのよね?とウォルト鼠ィーの方向に向かって聞きたくなるぐらい頭も良いですが。
基本的にドタバタコメディ、うぶカップルの恋愛を犬と共に、でもクルエラ待て!みたいな感じの話ですよ(笑)あーんグレン・クローズ様はエアフォースワンのおかげでストイックなイメージが付いていたのに(副大統領/でもグレン氏は本当にストイックですよ〜クルエラやってても)何か違う意味でストイックだわ(笑)
103がやるなら、執事がクルエラと結ばれる話を、是非!
とりあえず映画日記ということで…。
2005年1月26日 映画
映画レビュー日記にしようかな……と思っているので(すぐ嘘になるかも知れないんですけどね/…)とりあえず。此処へ来て下さっている方の大半が観ているであろう映画。
私は原作を先に読んでいたんですけど、私の場合、原作って関係ないんですよね。全く別として観れるっていうか。居候曰く「それはある意味才能だ」と言うぐらいに、比較しない。無意識にも比較したりとか殆どなくて。
で、原作がどのぐらいのポジションを実写化などで私の頭の中に占めるかというとですね「話の予備知識」程度です。こういうストーリーがあって、メインキャラはこういうのです。みたいな。それだけ。
試写会で観た時の印象は「うるさい映画だなぁ…」でした。
藤原くんって舞台映えする人だと思うので(ホントに、藤原くんの舞台場面を生で見てない人には判らない意見だと思います。本気で舞台の時は圧巻、完璧、凄い、という感じです)終始画面に映って科白を言っているのに何か違和感。
やっぱり映画向けの人じゃないなぁ、と思います。テレビ向けの人でもないけど、テレビと映画って比較するんだったら映画の方が向いていないと思う。通らないんだよね、映画だと声が。折角のあんな良い声が。
あと、監督の好きなキャラクターと、どーでも良いキャラクターがシッカリと出ているな、と思いました。お気に入りのキャラクターの場面って科白の掛け合いが上手いし、画面も凝っている。アクションも。
でも、その他どうでもヨシみたいにされてるキャラクターは適当に撮影したんじゃないの?としか言い様がない。文句じゃなくて、普通に本音でそう思う人は多いんじゃないだろうか。
比呂乃vs光子のシーンや、灯台のシーンなんかは凄く丁寧に脚本も作らせていて、アクションも深作作品だなぁと思わせてくれる気合いっぷりがある。役者さん達の技量云々の前に監督の力の込めっぷりの違いが判る。
反して不良グループvs桐山や、稲田と南の謎相殺、旗上と滝口、瀬戸の最期などは非常に粗雑。その所為で志願者・桐山が最期までよく判らないキャラクターになってしまっていて残念。
柴咲コウの相馬光子というアタリ役でハマリ役に加えて、ハマリ役の同志願者役の山本太郎に、ハマリ役でもなくアタリ役でもない桐山安藤くんが食われてしまった所為も多少はあると思うのだけれど、不良戦の描写を丁寧にすれば桐山和雄というキャラクターが活きたと思う。
柴咲コウは、この映画でブレイクしたけれど本当にハマリ役だった。柴咲コウだからこそ「体を売り物にする」という女特有の武器がさして有効活用されなかったのが許されるのだと思う。彼女の様に強いインパクトを与える顔立ちは、居るだけで「ゲームに乗る人物」と判る。だから「助けて〜」などと嘘演技で慌てふためく相馬光子で無くて逆に良かった。
山本太郎は関西弁である事が逆に活きたと思う。勿論、経験による他キャストとの演技力の差は大きいと思うのだけれど、科白がどうも現代の設定には似つかわしくない言葉だらけだと感じていたので、良い言い方をすれば馴染みやすい関西弁を時折混ざる主要が喋ることによって違和感が薄れていた。
前田亜希は、普段テレビで見かけるイメージそのままに登場して来ては足を引っ張っていたけれど、逆に普段テレビで見かける「ちょっとぶっりこ気味に売っている清純派アイドル」のイメージのまま出て来てくれたので少し電波気味な行動に違和感が無かった。中川典子と言うよりは前田亜希を観ている感じでムカつきもしなければ、感動もしなかった。
藤原くんは、前述の通りなのだけれど、七原というキャラクターの監督のイメージ演出のせいか、どうもリアクションがオーバーで、本来藤原くんが得意とする「繊細」な演技では無いのが悲しい。主役なのだから多少繊細であると思うのだが、深作映画なのでそこら辺は「とにかく前に進め」なのだろうかとも思った。ハズレ役ではないと思うが、ハマリ役だとも決して思えない。
栗山千明は今までの「(本人曰く)のそのそ歩くような」イメージと違っての攻撃的で活発的なキャラクターで観ていて新鮮だった。あぁやって、ハキハキと喋る栗山千明は初めて観たのでインパクトは強かった。vs新井田戦では相手役の本田くんも生徒の中では中々の演技力だったし、監督の熱の入り方も凄かったので集中して観れた。戦う前に彼女の特徴的な顔が何度もアップになるのも良かった。一つ残念なのは杉村の腕に抱かれながらのご臨終シーンのBGM「水面に唄う」が音が少し大きすぎて画面に集中出来なくなってしまったこと。BGMは時に役者の演技を台無しにするので、監督の好みだけで使って欲しくはなかった。
塚本は予備知識が役者として在ったので「頭の悪そうな奴がハッキングしとるぞ、大丈夫か!」と思ったら案の定大丈夫ではなかった(笑)偉そうな口振りも、ヘタレ演技が上手な瀬戸役の島田くんと飯島役の松沢くんで柔和されていたので気にならなかった。初期段階で殺されてしまう江藤恵が写真を持ち歩いているぐらいだからモテるんだろうな、と思わせてくれるぐらい顔もキレイなので合格(何様だ)。
高岡の蒼ちゃんは、正直演技面に関してはまだまだ感は否めないし「蒼ちゃんは好きだけど、こんな大役でなぁ…(汗)」とは思った。しかし、体力七原、知識三村、普通杉村としては好感が持てた。普通だからこそ活きるキャラクターだと思うので、素朴な青年っぽさが滲み出ていて良かったと思う。一つ難を挙げると、引き伸ばし引き伸ばしをして置き、琴弾の描写も長くしていたのに二人の勘違い相殺が少しの時間で描かれていたのにはショックだった。あれだけ伸ばして置いて…と思った人も居ると思う。
安藤くんは、前述した通りなのだけれど「最期までよく判らないキャラクター」で終わった。まぁ、それが監督の狙いだとしたら完璧に狙いに定まってしまったわけだけど。一言も喋らない不気味な安藤くんは普通にカッコイイ兄ちゃんだが、怖いとまではいかない。マシンガンを持っていなかったら唯のガクランを着たお兄ちゃんじゃないだろうか。
北野タケシは、あれはもうタケシはタケシと割り切る他ない。存在感は圧倒的なのだけれども相変わらず科白は棒読みだし、表情の演技も上手ではない。でも別にそれが何だと言うのかという程の存在感があった。これは全部の北野映画に言えることじゃなかろうか。中川典子を慕う設定は「ふーん」としか思わなかった。脚本が少々波錠している所為で北野の行動も、中川の行動も今イチよく理解出来ないからだと思う。
脚本波錠。これは、映画の致命傷。この映画に限らずだけれど、脚本が波錠しているとキャラクターの持っている悩みや、キャラクターの行動、キャラクターの心理なんかが丸つぶれで全く共感出来なくなる。しかも大人数を扱う映画となれば尚更それが薄れてしまう。
北野が授業ボイコットをされたのは七原達が中学一年の時なのだろうが、私立高校ならまだしも、私立中学の生徒が授業ボイコットをするだろうか。まぁ、無理矢理にしたとしたら、相当荒れているクラスに違いないだろう。二年間で中学生全員が更正出来るなんて有り得ないし、ハブられて居たとしても中川典子だけが授業に遅刻してくるのが変だ。ボイコットが日常の様に描かれていたのだから、気付く筈。それなのに「遅れました」と急ぎ足で教室に飛び込んでくる中川、知らなくて…では説明不足だし、もしあのシーンが最初のボイコットだったとしても「何で知らないんだ」ぐらいは、中川典子を目に掛けていた北野なら言ってあげただろうに。言わない事が中川に更に不信感を抱かせることになるのに気付かないぐらい北野が精神的に未熟だとも思いづらく、国信が北野を刺すまでの経過もよく判らない。
あ、文字数オーバー(笑)続きは書かないと思います(非情)
私は原作を先に読んでいたんですけど、私の場合、原作って関係ないんですよね。全く別として観れるっていうか。居候曰く「それはある意味才能だ」と言うぐらいに、比較しない。無意識にも比較したりとか殆どなくて。
で、原作がどのぐらいのポジションを実写化などで私の頭の中に占めるかというとですね「話の予備知識」程度です。こういうストーリーがあって、メインキャラはこういうのです。みたいな。それだけ。
試写会で観た時の印象は「うるさい映画だなぁ…」でした。
藤原くんって舞台映えする人だと思うので(ホントに、藤原くんの舞台場面を生で見てない人には判らない意見だと思います。本気で舞台の時は圧巻、完璧、凄い、という感じです)終始画面に映って科白を言っているのに何か違和感。
やっぱり映画向けの人じゃないなぁ、と思います。テレビ向けの人でもないけど、テレビと映画って比較するんだったら映画の方が向いていないと思う。通らないんだよね、映画だと声が。折角のあんな良い声が。
あと、監督の好きなキャラクターと、どーでも良いキャラクターがシッカリと出ているな、と思いました。お気に入りのキャラクターの場面って科白の掛け合いが上手いし、画面も凝っている。アクションも。
でも、その他どうでもヨシみたいにされてるキャラクターは適当に撮影したんじゃないの?としか言い様がない。文句じゃなくて、普通に本音でそう思う人は多いんじゃないだろうか。
比呂乃vs光子のシーンや、灯台のシーンなんかは凄く丁寧に脚本も作らせていて、アクションも深作作品だなぁと思わせてくれる気合いっぷりがある。役者さん達の技量云々の前に監督の力の込めっぷりの違いが判る。
反して不良グループvs桐山や、稲田と南の謎相殺、旗上と滝口、瀬戸の最期などは非常に粗雑。その所為で志願者・桐山が最期までよく判らないキャラクターになってしまっていて残念。
柴咲コウの相馬光子というアタリ役でハマリ役に加えて、ハマリ役の同志願者役の山本太郎に、ハマリ役でもなくアタリ役でもない桐山安藤くんが食われてしまった所為も多少はあると思うのだけれど、不良戦の描写を丁寧にすれば桐山和雄というキャラクターが活きたと思う。
柴咲コウは、この映画でブレイクしたけれど本当にハマリ役だった。柴咲コウだからこそ「体を売り物にする」という女特有の武器がさして有効活用されなかったのが許されるのだと思う。彼女の様に強いインパクトを与える顔立ちは、居るだけで「ゲームに乗る人物」と判る。だから「助けて〜」などと嘘演技で慌てふためく相馬光子で無くて逆に良かった。
山本太郎は関西弁である事が逆に活きたと思う。勿論、経験による他キャストとの演技力の差は大きいと思うのだけれど、科白がどうも現代の設定には似つかわしくない言葉だらけだと感じていたので、良い言い方をすれば馴染みやすい関西弁を時折混ざる主要が喋ることによって違和感が薄れていた。
前田亜希は、普段テレビで見かけるイメージそのままに登場して来ては足を引っ張っていたけれど、逆に普段テレビで見かける「ちょっとぶっりこ気味に売っている清純派アイドル」のイメージのまま出て来てくれたので少し電波気味な行動に違和感が無かった。中川典子と言うよりは前田亜希を観ている感じでムカつきもしなければ、感動もしなかった。
藤原くんは、前述の通りなのだけれど、七原というキャラクターの監督のイメージ演出のせいか、どうもリアクションがオーバーで、本来藤原くんが得意とする「繊細」な演技では無いのが悲しい。主役なのだから多少繊細であると思うのだが、深作映画なのでそこら辺は「とにかく前に進め」なのだろうかとも思った。ハズレ役ではないと思うが、ハマリ役だとも決して思えない。
栗山千明は今までの「(本人曰く)のそのそ歩くような」イメージと違っての攻撃的で活発的なキャラクターで観ていて新鮮だった。あぁやって、ハキハキと喋る栗山千明は初めて観たのでインパクトは強かった。vs新井田戦では相手役の本田くんも生徒の中では中々の演技力だったし、監督の熱の入り方も凄かったので集中して観れた。戦う前に彼女の特徴的な顔が何度もアップになるのも良かった。一つ残念なのは杉村の腕に抱かれながらのご臨終シーンのBGM「水面に唄う」が音が少し大きすぎて画面に集中出来なくなってしまったこと。BGMは時に役者の演技を台無しにするので、監督の好みだけで使って欲しくはなかった。
塚本は予備知識が役者として在ったので「頭の悪そうな奴がハッキングしとるぞ、大丈夫か!」と思ったら案の定大丈夫ではなかった(笑)偉そうな口振りも、ヘタレ演技が上手な瀬戸役の島田くんと飯島役の松沢くんで柔和されていたので気にならなかった。初期段階で殺されてしまう江藤恵が写真を持ち歩いているぐらいだからモテるんだろうな、と思わせてくれるぐらい顔もキレイなので合格(何様だ)。
高岡の蒼ちゃんは、正直演技面に関してはまだまだ感は否めないし「蒼ちゃんは好きだけど、こんな大役でなぁ…(汗)」とは思った。しかし、体力七原、知識三村、普通杉村としては好感が持てた。普通だからこそ活きるキャラクターだと思うので、素朴な青年っぽさが滲み出ていて良かったと思う。一つ難を挙げると、引き伸ばし引き伸ばしをして置き、琴弾の描写も長くしていたのに二人の勘違い相殺が少しの時間で描かれていたのにはショックだった。あれだけ伸ばして置いて…と思った人も居ると思う。
安藤くんは、前述した通りなのだけれど「最期までよく判らないキャラクター」で終わった。まぁ、それが監督の狙いだとしたら完璧に狙いに定まってしまったわけだけど。一言も喋らない不気味な安藤くんは普通にカッコイイ兄ちゃんだが、怖いとまではいかない。マシンガンを持っていなかったら唯のガクランを着たお兄ちゃんじゃないだろうか。
北野タケシは、あれはもうタケシはタケシと割り切る他ない。存在感は圧倒的なのだけれども相変わらず科白は棒読みだし、表情の演技も上手ではない。でも別にそれが何だと言うのかという程の存在感があった。これは全部の北野映画に言えることじゃなかろうか。中川典子を慕う設定は「ふーん」としか思わなかった。脚本が少々波錠している所為で北野の行動も、中川の行動も今イチよく理解出来ないからだと思う。
脚本波錠。これは、映画の致命傷。この映画に限らずだけれど、脚本が波錠しているとキャラクターの持っている悩みや、キャラクターの行動、キャラクターの心理なんかが丸つぶれで全く共感出来なくなる。しかも大人数を扱う映画となれば尚更それが薄れてしまう。
北野が授業ボイコットをされたのは七原達が中学一年の時なのだろうが、私立高校ならまだしも、私立中学の生徒が授業ボイコットをするだろうか。まぁ、無理矢理にしたとしたら、相当荒れているクラスに違いないだろう。二年間で中学生全員が更正出来るなんて有り得ないし、ハブられて居たとしても中川典子だけが授業に遅刻してくるのが変だ。ボイコットが日常の様に描かれていたのだから、気付く筈。それなのに「遅れました」と急ぎ足で教室に飛び込んでくる中川、知らなくて…では説明不足だし、もしあのシーンが最初のボイコットだったとしても「何で知らないんだ」ぐらいは、中川典子を目に掛けていた北野なら言ってあげただろうに。言わない事が中川に更に不信感を抱かせることになるのに気付かないぐらい北野が精神的に未熟だとも思いづらく、国信が北野を刺すまでの経過もよく判らない。
あ、文字数オーバー(笑)続きは書かないと思います(非情)
日記始めちゃった…!?
2005年1月25日 映画
お初にお目に掛かります。
paradoxと申します。
何で日記書く事になったのかよく判らないんですけど(えっ)とりあえず書きます。居候と交代で書きます。嘘です。嘘じゃありません。どっち!(あの手つき)
単位満タンに成ってしまったので三月まで木曜日しか学校に通わなくて良いことになったので、調子こいて映画沢山観たり、ミュージカル観たり、舞台行ったり、ライブ行ったりしてます。
ライブ代ってバカになんないんだ、じぇ〜……(低い声で)
あっ、そうだ。今日観た映画。
王朝発売記念に(つっても私は英国版を買いましたが……)というか何というか「102」にするべきか「BENT」にするべきか悩んだ挙句(そんな…)BENTにしました。だって暗いのが好きなの!(違うだろ)
ていうかどっちも観たんですけどね☆(気持ち悪いウィンクで)
DVDで検索したら無くて驚きました。(私が英国DVD買った口なのでてっきりあるかと思っていた……/ていうか酷い!何で!今をトキメク役者さんがいっぱい出てるのに!需要がないからとか言わせない!)
ベントは、色んなところで舞台やら映画になってるんで、様々な「ベント」を観てるんですけど、このベントが一番好きかなぁ…と思います。今時のベントっていう感覚だったら、高岡の蒼ちゃんがルディ役だった(超めんこかった)ベントも良かったんですけど。
でも私が観に行った日にエンケンが噛みまくったり、桔平さんが噛みまくったりしていて、ちょっと評価ダウンなんですよね(汗)DVDとかも出ないし。勿論BS放送とかも無いし……(酷い…浪人街はやったのに……/ファンの欲目)
即刻買うんですけどね。即刻ビデオ撮るし。
あーまぁ、そんな余談は良いとして。
出てる人達がみんな魅力的。マックスもルディもホルクスも全員素敵。サー様は言うコト無し。流石!と膝を打つしかなく。こういう作品似会うなぁ…としみじみ思ったり。
クライヴ氏も、そうかも。王朝もそうだしなぁ……。あ、でも最新作は違うんだっけか。でも助演をGG賞で取ったんだよね。おめでとう!(また話が逸れた/あとジョニー、残念………)
クライヴ氏が人間臭い味を出すのが上手だからっていうのも大きくあると思うんですけど(王朝もそうだったしね)、特に最期の策のシーンは涙なしでは観られん。うぅぅ…お前は何て切ないヤツなんだ!
話は第二次世界大戦下のドイツ、ナチス政権下の中で愛し合う男達の話なんだけど、主人公のマックス(クライヴ氏)は「何とか生きていけるだろ」的な、自堕落生活まっしぐら。恋人のルディが本気で妻だよ(笑)しかしゲイは御法度なのでありまして(まぁ歴史習った人なら常識的に知ってるとは思いますが…)マックスとルディは運悪く掴まり、ルディは運ばれる列車の中でマックスによって殺されます。(マックスに殺せ、って言うんだけどね。ナチス側が)
マックスはその事によって心を閉ざしてしまうんだけど、収容所で出遭ったホルクス(ていうか電車の中で会うとるやんけ!というツッコミはナシで!/えー!)に段々と心を開き始めて、生きる希望を見出して行くんだけど、そんなある日にホルクスが……という、まぁ何とも暗い話です。
因みに収容所長の鬼畜残忍冷酷な看守役にサー様です。素敵!
ラストも含めて、本当に救いのない話って感じで余韻も決して良くないし、どっちかと言えば落ちる。でも観た事を後悔はしないと思うなぁ。
まぁ、そういう描写(残酷描写とか、ゲイ描写とか)が生理的に無理な人は観れない映画だと思いますが。
完成度も高いし、何より役者さん全員演技が上手でハマっているのでオススメでーす!とハイテンションで言う映画でも無いんですけど。
因みに私は、何だってぇクライヴが!?サーが!?と初日に恵比寿に足を走らせました。居候と三人で。バカじゃないの……?(自分に向かって)
えっと、クライヴ氏結構好きです。(ん?)
サー様…って言うと誰だか判らない人のために。指輪シリーズで素敵な武道派魔法使いを演じてくらっしゃったマッケラン卿ですよ〜。「つまりお前は何も喋るな」…うーんお爺ちゃん素敵!
paradoxと申します。
何で日記書く事になったのかよく判らないんですけど(えっ)とりあえず書きます。居候と交代で書きます。嘘です。嘘じゃありません。どっち!(あの手つき)
単位満タンに成ってしまったので三月まで木曜日しか学校に通わなくて良いことになったので、調子こいて映画沢山観たり、ミュージカル観たり、舞台行ったり、ライブ行ったりしてます。
ライブ代ってバカになんないんだ、じぇ〜……(低い声で)
あっ、そうだ。今日観た映画。
王朝発売記念に(つっても私は英国版を買いましたが……)というか何というか「102」にするべきか「BENT」にするべきか悩んだ挙句(そんな…)BENTにしました。だって暗いのが好きなの!(違うだろ)
ていうかどっちも観たんですけどね☆(気持ち悪いウィンクで)
DVDで検索したら無くて驚きました。(私が英国DVD買った口なのでてっきりあるかと思っていた……/ていうか酷い!何で!今をトキメク役者さんがいっぱい出てるのに!需要がないからとか言わせない!)
ベントは、色んなところで舞台やら映画になってるんで、様々な「ベント」を観てるんですけど、このベントが一番好きかなぁ…と思います。今時のベントっていう感覚だったら、高岡の蒼ちゃんがルディ役だった(超めんこかった)ベントも良かったんですけど。
でも私が観に行った日にエンケンが噛みまくったり、桔平さんが噛みまくったりしていて、ちょっと評価ダウンなんですよね(汗)DVDとかも出ないし。勿論BS放送とかも無いし……(酷い…浪人街はやったのに……/ファンの欲目)
即刻買うんですけどね。即刻ビデオ撮るし。
あーまぁ、そんな余談は良いとして。
出てる人達がみんな魅力的。マックスもルディもホルクスも全員素敵。サー様は言うコト無し。流石!と膝を打つしかなく。こういう作品似会うなぁ…としみじみ思ったり。
クライヴ氏も、そうかも。王朝もそうだしなぁ……。あ、でも最新作は違うんだっけか。でも助演をGG賞で取ったんだよね。おめでとう!(また話が逸れた/あとジョニー、残念………)
クライヴ氏が人間臭い味を出すのが上手だからっていうのも大きくあると思うんですけど(王朝もそうだったしね)、特に最期の策のシーンは涙なしでは観られん。うぅぅ…お前は何て切ないヤツなんだ!
話は第二次世界大戦下のドイツ、ナチス政権下の中で愛し合う男達の話なんだけど、主人公のマックス(クライヴ氏)は「何とか生きていけるだろ」的な、自堕落生活まっしぐら。恋人のルディが本気で妻だよ(笑)しかしゲイは御法度なのでありまして(まぁ歴史習った人なら常識的に知ってるとは思いますが…)マックスとルディは運悪く掴まり、ルディは運ばれる列車の中でマックスによって殺されます。(マックスに殺せ、って言うんだけどね。ナチス側が)
マックスはその事によって心を閉ざしてしまうんだけど、収容所で出遭ったホルクス(ていうか電車の中で会うとるやんけ!というツッコミはナシで!/えー!)に段々と心を開き始めて、生きる希望を見出して行くんだけど、そんなある日にホルクスが……という、まぁ何とも暗い話です。
因みに収容所長の鬼畜残忍冷酷な看守役にサー様です。素敵!
ラストも含めて、本当に救いのない話って感じで余韻も決して良くないし、どっちかと言えば落ちる。でも観た事を後悔はしないと思うなぁ。
まぁ、そういう描写(残酷描写とか、ゲイ描写とか)が生理的に無理な人は観れない映画だと思いますが。
完成度も高いし、何より役者さん全員演技が上手でハマっているのでオススメでーす!とハイテンションで言う映画でも無いんですけど。
因みに私は、何だってぇクライヴが!?サーが!?と初日に恵比寿に足を走らせました。居候と三人で。バカじゃないの……?(自分に向かって)
えっと、クライヴ氏結構好きです。(ん?)
サー様…って言うと誰だか判らない人のために。指輪シリーズで素敵な武道派魔法使いを演じてくらっしゃったマッケラン卿ですよ〜。「つまりお前は何も喋るな」…うーんお爺ちゃん素敵!